私の両親から出産祝いに「エアコン」をもらいました。
どうしてエアコンになったのか?
私の住む家の間取りは2DK。
で、ダイニングと居間はエアコンが一台備えついていたのですが、寝室にはなかったのです。
夏は窓を開けたり扇風機をまわしたり、冬は布団をたくさんかけてりして、大人二人で暮らす分にはなんとかしのげていました。
高価なものだし、購入予定はありませんでした。
なので、こどもが生まれる時、私の両親が、まず迷わず出産祝いに提案したのは「エアコン」でした。
エアコンは、両親の孫への愛。「心地よい環境」をプレゼントしてくれた
ベビーベットとか、ベットメリーとか赤ちゃんの寝具とか、他にもいろいろ用意するものはたくさんあります。
産まれる前に両親と電機屋へ行き、10万円相当のエアコンを購入しました。
こんな高価なものを買ってもらってありがたいけど、なぜ「エアコン」だったのか、まだ疑問が残っていました。
実際、子どもが生まれてから生活してみると、この「エアコン」をセレクトした両親の孫への愛を実感しました。
産まれたての赤ちゃんにとっては全てが刺激です。
ずっとおなかの中でぬくぬくしていた赤ちゃんが、初めて口で呼吸をして初めて空気の中で生活します。
大人でも気候の変化で体調を崩したりするのに、赤ちゃんには温度変化はとても負担でしょう。
物ではなく、お金でもなく、心地よい環境をプレゼントしてくれた。
そんな両親(息子にとってもじーちゃんばーちゃん)の気持を、子どもが大きくなったときに教えてあげたくなりました。
相手のこと、産まれてくるあかちゃんのことを想う気持ちは、思いもよらないプレゼントにたどり着くものだな。
と思いました。
気持ちがこもっていれば、きっとどんなものでも素敵なプレゼントでしょう。